2007年統合後キャンパス引っ越しの折の発見(1)

 「偶然の出会いの玉手箱」の原点だと思われますHP:大阪大学CSCD活動情報「下記記事」(上)にあります聖ロクス小教会は,ベルガモの高地・脇道に,人目を忍ぶ様にひっそりと建立されていたところを偶然に見付けたものです.

 また,山口県光井村(現在光市)出身の廻船問屋「長門屋」光村弥兵衛の長男(庶子)・利藻の起業した「光村印刷」が請け負った,神戸『兵庫縣ペスト流行誌』(上下二巻本,兵庫県警察部,1912)は,1995年震災前に兵庫県庁から貸し出したものですが,「光村印刷」は,戦後令名を馳せる教科書会社「光村図書」の黎明期の出版事業になります.カラーイラスト・図版など目を引く整然とした「繋ぎ合せの美学」がそこにありました.

(上):http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/mashayas/activity/view/175.html
(中):http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/mashayas/activity/view/247.html
(下):http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/mashayas/activity/files/e8b8484da4786da0121270d71503b32a.pdf

(上記HP中・下では,林田が歴史文献調査団として参画した1997-2007年島根県石見銀山世界遺産登録プロジェクトの概要を紹介しています.なお,世界遺産展示カタログ(2007)は咲耶会に寄贈)

国立国会図書館デジタルコレクション版『兵庫縣ペスト流行誌』(上下二巻本,兵庫県警察部,1912) カラー保存でない:
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/835389
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/835390


研究ノート「偶然の出会いの玉手箱」参照先pdf

※上記タイトルをクリックしてください。pdfが開きます。