福岡へ遠征します 大阪外国語大学グリークラブOB合唱団有志

 「この道」「からたちの花」「ペチカ」などの童謡、詩集「邪宗門」「思ひ出」、歌集「桐の花」などで良く知られている北原白秋の生誕地福岡県柳川市へグリークラブOB合唱団有志が遠征します。お近くにお住まいの方は是非御来聴の程お願い致します。

 チラシにありますように、4月15日(土)15:00開演 柳川市民文化会館 白秋ホール 入場料800円となっています。

 このイベントはグリークラブOB合唱団の公式行事ではありませんが、小生ともう一人の外大グリーOBが長年温めていた男声合唱組曲「柳河風俗詩」(北原白秋作詩 多田武彦作曲)を現地で歌いたいという夢を実現させようとしているものです。

 グリーOB合唱団の名誉顧問であった故山口慶四郎先生にもご賛同を得ていました。山口先生からは今は高級旅館になっている柳川藩立花家「御花」の庭で歌わせてもらえばどうかというアイデアを頂いていましたが今回は実現していません。

 演奏会は地元福岡県の男声合唱団、佐賀県の混声合唱団からも参加していただき総勢120名以上の出演者になる予定です。グリーOB合唱団の有志も約30名で十八番の黒人霊歌を歌います。また、10年以上会っていなかった大分県や福岡県在住のグリーOBと旧交を温める事が出来るというオマケもあります。

 指揮は大阪で現役時代からOB合唱団まで足掛け40年以上ご指導いただいている林誠先生にお引き受けいただき、また東京からは小貫岩夫先生にも参加いただける事になっております。林先生がライフワークの一つとされている歌曲集「日本の笛」(北原白秋作詩 平井康三郎作曲)のソロステージもあります。

 コロナ禍が続いているためグリークラブOB合唱団も100%の力は発揮出来ておりませんが、3年後2026年の創部100周年に向けてモチベーションをキープして行ければと思っています。今後ともご愛顧のほど宜しくお願い致します。

 

 

加藤直樹

(イスパニア語科 昭和48年卒)