発見!吉村勝露生(1906-36)作『人間的な基督』(1927) ~29歳365日目の戦死~
大阪大学外国語学部(旧大阪外国語大学、旧大阪外国語学校)創立100周年を迎えるにあたり、大阪外国語学校校友会編『咲耶』第6号、1927.12.15)に収められた戯曲『人間的な基督』をここに掲載しておきたい。2019年咲耶会事務局(旧箕面学舎)で平積みされた戦前の『咲耶』を手に取って、偶然発見したのである。 林田雅至(はやしだ・まさし) 1983 年東京外国語大学大学院ロマンス系言語専攻(ポルトガル語学)修了。専門は図像解釈学を基軸としたメディア・リテラシー、アフォーダンス理論を実践した言語バリア・フリー。ポルトガル語・文化をベースにユネスコ世界遺産研究、ポルトガル語圏の芸術スポーツ文化事業などの社会活動と連携。2007 年₋2016年大阪大学コミュニケーションデザイン・センター、2016-2021年同大学COデザインセンター所属。現在大阪大学名誉教授、ISOコミュニティ通訳認証言語能力審査官。2010 年ポルトガル文化功労賞(学術博士)。2015 年日本人初リスボン科学アカデミー外国人会員に選出。共編著『プログレッシブポルトガル語辞典』(小学館、2015年)、主な論稿「大航海時代のポルトガル・ルネサンス」(石見銀山展実行委員会編『図録輝きふたたび石見銀山展(世界遺産登録記念出版)』山陰中央新報社、2007年)。最終講義論文「 防疫に関わる人文学的アプローチ : 2020年度退職記念の一環として」(大阪防疫協会、2021年) 吉村勝露生著『人間的な基督』(大阪外国語学校校友会編『咲耶』第6号、1927.12.15)、pp.88-97.
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