小部 修著『「子ども力」をひきだす学校づくり』
小部 修氏(1967年大阪外国語大学中国語科卒)著『「子ども力」をひきだす学校づくり』が2020年4月 せせらぎ出版から出版されました。
ご本人からメッセージをいただきましたので掲載させていただきます。
<出版のごあいさつ>
こんにちは。失礼します。いつもお世話頂き、御苦労様です。そしてありがとうございます。大阪外大中国語科卒の小部(オベ)と申します。
(※経歴は、拙著巻末)
ところで、猛威のコロナ対策は大丈夫でしょうか?七大都市に出された「緊急事態宣言」や街の「ゴーストタウン化」、そして「簡略化」や中止などの措置をとらざるを得なかった入学式や始業式。また今も続く、ほとんど子どもたちのいない学校、終息の気配が見えないコロナウィルス感染。
そんな中、この度(4/15)出版の運びとなった拙著「『子ども力』をひきだす学校づくり」。思えば、単著としては、中学校教員時代の40才で1冊目、5年後に2冊目、さらにその5年後に3冊目、そしてさらにその10年後(定年後の大学教員当初)に4冊目を、それぞれの社会背景や自身の思いや願いを込めて書かせてもらいましたが、出版のしんどさは想像以上で、特に4冊目の執筆後は「もう、これで最後にしよう!」と心に決めていました。
ところが、さらに10数年経った今年の年明けに、身の回りの片付け(断捨離)をする中で、いろんな資料、写真や映像などが出てきたのです。
そして、それらを見たり読んだりする中で、不思議な御縁で、商社マンから教職に就き36年間、子どもたちや保護者、そして同僚やともに働く仲間たちのおかげで、本当に楽しく充実した教師生活を送らせて頂いたことに、どう「恩返し」をすればいいのかと考えました。
そんな中、周りの後押しもあり、ますます深刻化するいじめ・不登校・自殺、また教師のしんどさなどを、子どもたちに潜在する「子ども力」をひきだし育むとりくみと合わせ、一気に(と言っても3カ月かかったが)書かせて頂きました。
いま思えば、この3カ月は、まさに夢と現実の境目がない(夢で考えていたことを、目覚めたあともその続きを考えたり、その逆もある)ような日々を送っていました。
一方、想定外の病気や入院の経験をする中で、どこか腹がすわり、かっこよく言えば「悟り」のようなものが宿り、現代社会へのメッセージと次世代へのバトンとして、この書が少しなりとも、お役に立てばと考えるようになりました。
おそらく、至らぬところも多々あるとは思いますので、どうか率直な御意見などを頂きたいと思います。
以上、コロナ問題などもあり、本当に恐縮ですが、また今後とも、何かと御交流とお力添えを頂けることを願って、出版の挨拶と致します。
敬具
(追伸)本の注文は、僕に直接メールでもいいし、出版社、本屋さん取り寄せ、ネットなどでもいけますが、僕の場合は定価1200円のみで、送料、消費税不要で、御質問、御意見なども自由に言ってもらえます。
では、また。 失礼します。 小部 拝
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