平成26年奈良支部総会の報告

この原稿は、会報「咲耶」25号に寄稿予定でしたが、残念ながら締切に間に合いませんでしたので、ホームページ上でご紹介します。


奈良支部だより
支部長:神谷忠雄 (大E4)

今年の支部総会は6月28日、約30名の出席者を得て、にぎやかに済ませました。

恒例の卓話;英語19回卒の谷岡諭氏が、伊藤忠商事に入ってすぐにハーヴァード大学に留学してロシア語を勉強し、やがて始まるであろうロシヤ貿易の機会を待ったが、時に利あらず、結局英語を使っての商社マン生活を終って、二年半前に退職した。しかしロシア語への情熱は衰えず、天理大学のロシア学科に入って再び勉強を始め、今年の5月には、ロシア政府の奨学金を得て一カ月のモスクワ大学への語学留学を果たして、6月半ばに帰国し、その現地での見聞を60分に纏めて披露して貰った。
その全文をここに御紹介出来ないのは残念ですが、御関心のある方は当支部に御連絡してください。久しぶりに外大生の若々しい、彼はまだ60代半ばです、ことばへの挑戦を感じて啓発されるところ誠に大でした。

懇親会は,スペイン語11回の庵原さんがプロ並みの司会ではなから盛り上がり、英語4回の内山君がピアノ演奏を始めると、飛び入りで引き続いたフランス語專・26回の山本先輩の、これまたアンプで奏でられた名演奏にびっくり!乾杯は中国語・專17回・向井大先輩、ダンスで鍛えて益々お元気。隣に座って思い出のアンダマン諸島、海軍守備隊での敗戦間際の暮らしを聴いて暫くシンとしました。花小路の名シェフが日本料理の会席を出してくれて、こちらも大変好評でした。