夏まつり当日 写真展「カンタニェスの声」にもお立ち寄りください!
写真展“Vozes de Cantanhez(カンタニェスの声)”開催お知らせ
あさって、7月9日(土)、夏まつり当日のA棟1階学生西アフリカのギニアビサウ 南部トンバリ州に位置するカンタニェス国立公園内で暮らす人々の生活、土地の利用方法、景色、気候などを紹介する写真展が行われます!
夏まつりに来られる際は、ぜひこの写真展にもお立ち寄りください!
チラシpdfはこちらから → https://goo.gl/4yTXsP
写真展 “Vozes de Cantanhez” 概要
写真展“Vozes de Cantanhez(カンタニェスの声)”は、西アフリカのギニアビサウ ※1 南部トンバリ州に位置するカンタニェス国立公園 ※2 内で暮らす人々の生活、土地の利用方法、景色、気候などを紹介している。
本写真展の見どころは、大半の写真や映像が、現地の25歳から70歳までの農業従事者(男女計)27名によって撮影されたという点である。彼らのほとんどは低学歴者であるが、事前にポルトガルのリスボン大学研究プロジェクトチーム ※3 から写真の撮影方法や調査方法についての説明を受け、その上で、彼ら自身が中古カメラを片手に自らの日常を撮影した。写真やナレーションを通じて、現地の社会環境や気候の変化が彼らの実生活にどのような影響を及ぼしているのか、そしてこれらの諸変化に彼らはどう対処しているのかなどといった現地住民の生の声を伝えている。
本写真展は、リスボン市内の大学、高校、文化センターで開催されるとともに、ポルトガルのテレビ番組(RTP-Africa)※4 とラジオ番組(RDP-Africa)でも紹介された。
写真の収集は、2014年にギニアビサウでJoana Pinho ※5 氏が総責任者をつとめた研究プロジェクトチームによって実現したものである。
※1:正式名称はギニアビサウ共和国。西アフリカに位置し、ほぼ九州に相当する面積を有する国である。人口は、2012年時点で166万人とされている。首都はビサウ(Bissau)で、公用語はポルトガル語である。
※2:カンタニェス国立公園(Cantanhez National Park)は、森林や多様な野生生物を保護する目的で2008年にギニアビサウ南部につくられた。現在では、およそ25,000の人々がこの区域内で生活している。
※3:リスボン大学ISCSP(The Institute of Social and Political Sciences)によるプロジェクトチーム。
※4:http://www.rtp.pt/play/p1798/e192503/rumos
5 リスボン大学博士研究員。2016年4月から9月まで大阪大学言語文化研究科・ 外国語学部で特任教員をつとめる。