中国語専攻2年生が丸紅北京オフィスを訪問

8月23日、中国語専攻2年生27名が「2012年度大阪大学/北京師範大学中国語表現能力養成プログラム」(8/5‐8/25)の一環として、丸紅株式会社北京オフィスを訪問し、北京における企業訪問という貴重な体験を積むことができた。

この訪問は、稲積和典氏(旧大阪外国語大学中国語学科 平成4年卒、中国総代表助理)のご尽力により実現したもので、中国総代表助理・人事総務部長の小坂田直尚氏にもご同席いただき、学生からの質問にお答えいただいた。

稲積和典氏

訪問では、先ず稲積氏から丸紅株式会社および同社の中国での事業の展開について紹介があり、その後、質疑に移った。

学生たちからは「北京オフィスの公用語はなにか」、「社員の海外研修制度はどのようになっているか」、「女子社員の海外派遣の現状はどうか」、「現地採用の現状はどうか」、「日本人と中国人のものの考え方の違いに戸惑うことはないか」、「伸びる社員と伸びない社員の違いはどこにあるか」など様々な質問が出された。

最後に、稲積氏から「二年生ですので、まだ就職のことは先のことだという意識だと思いますが(自分はそうでした)、商社とはどんなことをやっているか、海外で働く・暮らすということはどんなことか、将来自分は何をやりたいか等々考えるきっかけになれば十分だと思います」と、今回の訪問の意義をまとめていただいた。

なお、大阪大学/北京師範大学中国語表現能力養成プログラムは平成24年度JASSO(独立行政法人日本学生支援機構)留学生交流支援制度(短期訪問)プログラムに採択され、JASSOおよび大阪大学から助成金80,000円/1名を受けて実施された。

杉村博文@外国語学部(中国語)