II E25 芦田勇さんの著作紹介

1968年にパン・アメリカン航空会社に入社、40年勤務された後大阪外国語大学の英語科に入学という、珍しい経歴をお持ちの、II E25芦田勇さんが、この度著書を出版されましたのでご紹介します。

タイトル:Writing European Languages in A Vertical Ladder Layout to Maximize Visual Intake(原文/英文)
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出版・販売元:author house(UK)
出版日:2012年4月
ISBN:9781452040097

(以下、芦田さんによる著作紹介です)

縦に書かれた文章を読む場合、両眼の焦点移動が横読みよりもスムーズで楽です。 横読みは両眼視差のため、すなわち二つの目の焦点が合っていないため、細かい文字などを識別する場合、しかも読むという焦点移動をする場合は、脳がひとこまずつずれた映像を合体させながら進んでいるわけです。その目に与える負担は大変なものです。

しかし縦に読む場合は、一旦合わせた焦点をそのまま下方へすらしていくだけですから、いわばロックオンしたのまま進んでいく状態に近い。その結果得られる利点は大きい。 読みやすいというだけではなく、読まずして意味がわかるとか漢字とかなの利点もあって、一瞬のうちに把握しやすいと言われるような、そういう構造に仕上がっています。

英文をかぎりなくその目にやさしい構造に近づけようとする試みが本書です。音声学的に出来上がっている英文にいわゆるSIGHT-READING的側面を強化して、視覚文法(VISUAL GRAMMAR)が効果的に働くようにデザインしました。一定の決まりに沿ってレイアウトしたものです。縦構造にした英文は味わいが増し、著者はそれを「UMAMI ENGLISH」 と名付けました。

「UMAMI ENGLISH」は、ヒアリングの場合も、言わばそろばんの暗算をするように、耳に入ってくる英語の単語をそろばん上に「こま」をならべるかのように配置していきます。縦長の構造をして一定のパターンを終始守っていますから、押さえこみやすいのです。習熟してくると、聞き逃した部分とか、聞き取れなかった箇所もそのMISSING LINKを埋めることが容易になるものです。

本書で著者が主張しているものは、そもそも森羅万象を、万有引力が作用する天と地を人間にとって意義ある縦構造として見出しているところです。その天と地の自然界が人類に意義あるメッセージを発信しているとし、それがすなわちこの書でかなりのスペースを割いている、欧文の縦構造化の源流になっていることです。

★芦田さんが、なぜこの本を書こうと思われたか、その詳しい経緯は、
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