友禅画家 あだち幸(さち)さんの画集「ほとけへの憧憬」

岡山県・美星町で、独自の画法「友禅画」(伝統的友禅染を基本としながらも、数々のオリジナルな技法を加えた技法)の制作を続けておられる
あだち 幸(さち)さん(英語科/1967・昭和42年卒)の
画集「ほとけへの憧憬」が昨年10月に出版されました。

「絹地に奏でるミクロコスモス~ほとけへの憧憬」
(文字をクリックしてください。Amazonの該当ページが開きます)
日賀出版社刊 本体価格2,800円

(大きなチラシはこちらでご覧ください。pdfが開きます)

「負」の感情がそのまま絹布の上に踊りだしたかのような、「羅刹女伝」。
永遠無現の静けさをたたえた、「ほとけ」。
生きとし生けるものたちの魂、「コクーン」。
それらが、「胡粉ぼかし」という、世界であだちさん一人と言われる手法を得て
内面から輝きだすような姿で表現されています。

普段は非公開(本年4月29日~5月5日に特別公開予定)の、京都・壬生寺に奉納された障壁画や、唐招提寺に奉納された屏風絵も掲載。

いくつかの画には、あだち幸さんの言葉が添えられ、
そして、動物たちに囲まれた画業三昧の日常も垣間見ることができます。

ぜひ手にとってご覧ください。

また、今年(2014年)4月21日~29日には、東京・新宿京王プラザホテル
ロビーギャラリーにて、「あだち 幸 展」の開催が決定しています。

こちらにもぜひ足をお運びください!