マニラ支部 9月20日 本年2回目の三大学合同同窓会
9月20日、今年2回目の合同同窓会を開きました。
参加者は阪大待兼会、東京外語、咲耶会の会員16名とフィリピン留学中の
現役学生さん10名の計26名でした。
恒例の一言スピーチのお題は、「フィリピンの中のお気に入りの場所。
嫌いも含めて興味深いと思っている場所」でした。
日常の何気ない場所や風景がお気に入りという方が多く、特に学生さん達は
「フィリピンにいる!」と実感できる、通学途中で通るスラムの風景、
ジープニーやトライシクルの中、モールなど、自分の生活圏を挙げました。
会員の中にも自分のオフィスやタガログ語が練習できるタクシーの中、
ゴルフ場を挙げた方がいました。ちょっと変わったところではある病院の
ICU。自分が入院中、ICU のナースやインターンが楽しそうに歌って踊って
いたとのこと。
また、数名の方がフィリピンならではの美しいビーチ、ボラカイやアニラオを
挙げました。その他、ハイキングで登るピナツボ火山、戦争中の日本軍・
民間人の悲惨な足取りを辿れる北へ向かう国道。高地バギオで寒さに震え
ながら辿り着いたパブなどなど。
一風変わった体験をした場所として、お二人のお話が圧巻でした。一つは
北部ルソンの山岳地帯のとある村でシャーマンに祈祷してもらった体験。
もう一つは、拉致をシミュレートしたリスク管理セミナーに参加した体験です。
いきなり武装した覆面グループに拉致されるというもので、標的の心臓を打ち
抜く射撃訓練、逃げるためのジグザグ運転や急発進の訓練など。(場所は
明かさないことに致します。)このお二人のお話に一同思わず食事の手を
止めて聞き入ってしまいました。
また、嫌な場所としては、運転手に荒い運転をされた時の自分の車、大渋滞の
高速など。「くさい臭いがする」場所を挙げられた方が数人いらっしゃったのも
なるほどでした。
息を飲むほど美しい自然だけでなく、日々遭遇するグチャグチャなフィリピンに
愛着を感じることこそがフィリピンで楽しく暮らす極意のようです。