大阪大学外国語学部・大阪外国語大学同窓会

咲耶会

SAKUYAKAI
 OSAKA University, School of Foreign Studies
 OSAKA University of Foreign Studies

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投稿日時: 2017-11-19

大阪大学出版会より昨年出版された渡邉克昭さん(大E29/英語科・1981年卒/現・阪大言語文化研究科 教授)の著書『楽園に死す—アメリカ的想像力と〈死〉のアポリア』が、このたび第2回日本アメリカ文学会賞を受賞されました。(2017.10.14)



概要
自由と幸福を追求する「楽園」アメリカにおいて、小説家たちは〈死〉のアポリアにどのように向き合ってきたのか。現代アメリカ文学を代表するへミングウェイ、ベロー、バース、パワーズ、エリクソン、デリーロに焦点を絞り、デリダやドゥルーズを援用しつつ、「郵便空間」としてのアメリカを分析する。ポストモダン・アメリカ文学と最後のフロンティア〈死〉が織りなすエクリチュールの饗宴。
 
渡邉克昭著『楽園に死す—アメリカ的想像力と〈死〉のアポリア』大阪大学出版会 (2016.1.29、A5版、546ページ、定価7100円+税 ISBN978-4-87259-509-3 C3097)

渡邉克昭さん:大阪外国語大学英語学科卒、大阪大学文学研究科博士後期課程単位取得退学。大阪大学博士(言語文化学)。現在、大阪大学言語文化研究科ヨーロッパ・アメリカI講座教授(アメリカ文学・文化)
 


投稿日時: 2017-08-31

丸善出版より、山田雅重さん(大E9/英語科・1961年卒)著の
『日英ことわざ文化事典』が刊行されました。

この事典は、
I部:日本語のことわざを英語で表現すると
II部:英語のことわざを日本語で表現すると
の二部構成となっており、
それぞれ、
「(元のことわざの)背景と意味」
「日本語/英語で表現すると」
が書かれています。

「どういう場合に使うのか」や「なぜこんな表現になっているのか」
も丁寧に説明されているだけでなく、類句や類似表現も紹介されているので、会話や文章表現を豊かにするのはもちろん、異文化理解にも役立つ一冊となっています。

ユニークな内容と面白い解説が好評で、発売後45日で重版が決定したとのことです。

ぜひ、書店等でご覧ください。

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『日英ことわざ文化事典』
発行:丸善出版社
ISBN978-4-621-30166-1
定価:3,800円+税
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山田雅重さん:大阪外国語大学・英語学科卒。一般社団法人国際フレイトフォワーダーズ協会(JIFFA)「実用英語通信文講座」専任講師。丸善ライブラリー『アメリカ人の知らない英語』『日本語の発想・英語の発想』など多数。


投稿日時: 2015-09-06

 2021-2022年旧大阪外国語大学創立・開学アーカイブに取り組む現CSCD所属ポルトガル・ブラジル語学科教授林田雅至氏は,開学の折に英語科に赴任した千葉良祐(1871-1958)教授が退職後,再就職先の東京・開成中学校(現・開成中学校・高等学校)で教授し,薫陶を受けた竹林滋(1926-2011)少年は後に東京外国語大学英語学科教授(英語音声学専攻)となるが,千葉良祐から受けた影響は大きく,同窓会誌『開成会会報』に綴った文章にも一定以上の紙幅を割いて,教育現場を詳述している.一文執筆に至る動機・経緯に触れる竹林・林田書簡も含めて,デジタル翻刻し,朱色などで加筆したものをここに掲載する.戦後70年を迎える節目の年に読むに値する内容でもある.

※上記タイトルをクリックしてください。pdfが開きます。


投稿日時: 2015-02-26

1962年(昭和37年)英語科卒(大E10)の、片岡利昭さんから
ご著書の紹介がありましたのでお知らせします!


「ベトナムの謎」 (文字をクリックすると、Amazonの該当ページが開きます)

出版社:日越貿易会
価格:2,240円(税込)
発行年月:2015年1月

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小生、1993年にベトナム出張をして、その後、1995年から4年半、日鐵商事の代表でベトナム駐在をしていました。一時帰国して、ベトナム関連の講演会の講師をしをしたり、投資アドバイザーや著書(売れない本)を発行したりして
いましたが、鉄鋼業界の大御所の要請もあり、7年前から堺鋼板のベトナム現地法人の代表をしています。その間、時間を見つけて集大成のつもりで書き上げたのが、「ベトナムの謎」であります。

内容は概略下記の通りです。

(1)    ベトナム人は何故日本びいきなのか。(両国の歴史を振り返る)
(2)    太平洋戦争後、残留日本将兵がベトナム独立のために寄与。
(3)    中国との2000年にわたる抵抗と近年の抗仏独立戦争。
(4)    アメリカは何故、その財政が傾くまでベトナムにのめり込んだのか。
(5)    世界を支配するアメリカを海の彼方に追い落としたその原動力は何か。
(6)    その強いはずのベトナムが戦後、世界最貧国に堕ちていった理由。
(7)    未だにつづく中国のベトナム侵攻、その他、気の向くままのベトナム描写。

仕事中に書いたもので、読み直しますと不足部分や修正部分がありますが、ご興味のおありの方々にご紹介頂けますと幸甚でございます。

片岡利昭
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著者:片岡利昭さんの紹介
 大阪大学(旧大阪外国語大学)英語学科卒業。日鐵商事株式会社(旧大阪鋼材)入社後、マレーシア、シンガポール事務所の代表者歴任後、中南米巡回駐在員。その後、同社米国現地法人ロスアンジェルス駐在、ヒューストン支店長兼副社長。
1995年から4年半、同社ベトナム事務所総支配人。2009年2月から鉄鋼関連商社ベトナム代表。現在、ベトナム在住。日越貿易会顧問。
(『ベトナム日系企業リスト 2013年版』より )
「ベトナムの今~企業進出のノウハウを語る(1)~(3)など、ベトナムに関する著書多数。


投稿日時: 2015-02-12

南河内郡在住の画家、中村裕司さん(デンマーク語/1976年卒/大阪芸術大学非常勤講師)が、新しい大阪名所「あべのハルカス」で油絵展を開催されています。

話題の展望台なども楽しみがてら、ぜひ観覧においでください!


「~光と影を描いて~中島裕司 油絵展」
●会期:2月12日(木)~18日(水)
●会場:あべのハルカス近鉄百貨店11階 アートギャラリー
●開場時間:10時~20時(最終日は~17時) 

※中島さんは、12日~16日、17時ぐらいまで会場におられるとのことです。
※詳しくは こちら をご覧ください(文字をクリックしてください)


投稿日時: 2014-12-07

モンゴルに興味のある皆さん!

外国語学部・モンゴル語教授/塩谷茂樹先生
(大阪外大モンゴル語科のご卒業です。大M33/1985年卒)が、
「モンゴルのことばとなぜなぜ話」という本を大阪大学出版会から刊行されました!


※大きなチラシは こちら (文字をクリックしてください) をご覧ください。


内容は、モンゴルの天体、植物、動物、人間にまつわる、合計32話のなぜなぜ話。...


(内容紹介・大阪大学出版会ホームページより)

●なぜ月は白くて明るいの? なぜトラの皮はしま模様になったの? など、古くからモンゴルに伝わる、月や星、植物や動物たちと人間にまつわるたくさんのなぜなぜ話から、モンゴルが大好きな大学の先生が、おもしろいお話を選んで翻訳しました。お話を楽しくする挿絵は、日本の大学で研究する遊牧民が描きました。総ルビで小学生から読める児童書です。モンゴルの暮らしや環境、ことばの成り立ちも紹介します。


☆この本は、大阪大学出版会が刊行した、初の児童書であり、塩谷先生にとっては3冊目のモンゴル関係の児童書となります・
☆モンゴルのことばの成り立ちやモンゴル文化に関する5つのコラムや遊牧民出身の内モンゴル研究者による数多くの挿絵が挿入されていますので、子どもたちはもちろん、モンゴルのことを知りたい、という大人の方々にも楽しんでいただける内容となっています。

詳細については↓こちらをご覧ください。
http://www.osaka-up.or.jp/books/ISBN978-4-87259-483-6.html

本のご注文は、書店、大阪大学出版会、および、Amazon等のオンライン書店で可能です。
http://goo.gl/RFCA34

ぜひお手にとってご覧ください!


投稿日時: 2014-07-07

中国語・1970年卒(大C18)の伊藤俊彦さんから、以下のようなご紹介が届きましたのでお知らせします。

※文中の講演&サイン会は明日(7月8日)です!お知らせが間際になって申し訳ありません!

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私はこれまで「中国便り」を80遍程書いてきましたが今回、その一部が本となり出版されました。

その本のタイトルは 「中国の“穴場”めぐり」 で6月6日、日本僑報社 から出版され、1冊1500円+税です。



この本は私一人が書いたのでなく、日本人・中国人19名が、余り外国人が行かない「ガイドブックに載っていない」観光地、中国のそれこそ「穴場」の地を訪れそれぞれの思いを綴ったもので30篇からなり、その内私が書いたものが4編採用されています。
私が執筆したタイトルは
 
第7章:パキスタンと貿易活発 魅力的な風景ー新疆ウイグル自治区 カラクリ湖
第12章:ナシ族が崇拝する「神の山」―雲南省麗江・玉龍雪山
第24章:1億8000年前、恐竜時代にタイムスリップー硅化木園 化石の世界を楽しむ
第29章:漳州市の福建土楼 客家独特の建築群―中国36番目の世界遺産


前書きには元中国大使宮本雄二氏、特別収録でNHKの中国鉄道大紀行「2万6000キロで見つけたもの」で有名な関口知宏氏との対談が掲載されています。


更にこの本の出版を記念して7月8日(火)八重洲ブックセンター8階ギャラリーで18:30から執筆者の一人である元日経新聞北京支局長藤村幸義氏の講演と関口知宏氏のサイン会が開催されますので、時間の都合つく方は、是非足をお運び頂き購入してください。(詳細は こちら - 文字をクリックしてください。pdfが開きます – をご参照ください)

各書店、地方の方は「アマゾン」 (文字をクリックしてください。Amazonの該当ページが開きます) 等のネットでも取り寄せが出来ますので、宜しくお願いいたします。


投稿日時: 2014-05-22



 先日お知らせした、ラジオ大阪アナウンサー・小賀真由さんのインタビュー記事が、Yahoo!ニュースで読むことができます。 
 
http://tinyurl.com/p6b4299  (クリックしてください)
です。今日はミャンマーとの出会い、明日はタイの話だそうです!お楽しみに!


投稿日時: 2014-05-18

 ラジオ大阪アナウンサーとして活躍されている、小川真由さん(日本語/2008年卒)の「私の半生」(といってもまだ29歳の方です)が、産経新聞(夕刊『新・関西笑談』)に連載されます。




明日(5月19日)から5回連載(大きなことがなければ23日まで)です。


いつもはインタビュー「する」側の小川さんが、今回は初めてインタビュー「される」側になってとても緊張されたそうですが「幼少時代から家族の話、アナウンサーになるきっかけを作ってくれた恩師の話、大学でミャンマー・タイという国と出会った話(※注:小川さんはビルマ語を副専攻にされていました)、新人時代に記者兼アナウンサーでがむしゃらに働いていた話、取材先の忘れられない出会い…など、とにかく真面目に1時間半」お話しされたとのことです。


「今回取材されたことを通して、普段未熟な私を見守ってくださっている皆様のお陰でここまで来られたと実感しました」とおっしゃる小川さんですが、アナウンサーや放送業界を目指している在学生の方にも役立つことと思いますので、ぜひご一読を!



また、小川さんは、今年(2014年)4月から、ラジオ大阪の番組「防災~守れる命~」 ※文字をクリックしてください。番組サイトが開きます。 (毎週土曜日 午前6時35分~45分)で、初めてのプロデューサー兼進行役もつとめておられます。

パソコンやスマホの「radikoプレミアム」を使えば、全国どこからでも聞くことができますので、ぜひこちらもお聞きください。

 


投稿日時: 2014-03-06

大C32(中国語/1984年卒)、
ものづくり補助金情報中心/対中国進出研究所/西河経営・労務管理事務所 所長の西河豊さんが、「ものづくり補助金」の申請を考えている企業に向けて、電子ブックを出されました。

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中国語2014年はものづくりから新ものづくり補助金へ!
表記の電子ブックを発刊しました。(50ページ)ものづくり補助金の補助金主旨とものづくり高度化法の徹底理解と採択企業の取材から見える申請戦略を分析したものです。
また、来年度の政府の中小企業経済施策との関連性を読みとき、新ものづくり補助金の申請対策をロジックで導き出しました。

(↓こちらで、「ものづくり補助金」のアピールポイントについて西河さんが解説されている動画を見ることができます)
http://youtu.be/iQVzics7-4M

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まずは補助金情報中心のウェブサイト(クリックすると新しいウィンドウでサイトが開きます)をご覧の上、(上のバナーが目印です)
メールでお問い合わせください。
お問い合わせメールアドレスは
wazxx★mbox.kyoto-inet.or.jp (★を半角アットマークに代えてください)
です。
 


投稿日時: 2014-03-06

先日、画集「ほとけへの憧憬」をご紹介した、友禅画家・あだち 幸さんの個展、

「あだち 幸 友禅画展」
(『絹地に奏でるミクロコスモス~光曼荼羅画週「ほとけへの憧憬」』出版記念展)


チラシ詳細は こちら をご覧ください。(文字をクリックしてください。pdfが開きます)

が、4月21日(月)~29日(火)まで、東京・新宿の「京王プラザホテル1F」ロビーギャラリーにて開催されます。

関東での個展は久しぶりとなりますので、ぜひこの機会に、あだち 幸さんの壮大なスケールの作品世界をご覧ください。

日時:4月21日(月)~4月29日(火)
    10時~19時(最終日は16時終了)
会場:京王プラザホテル1F ロビーギャラリー
(東京都新宿区西新宿2-2-1/新宿西口より徒歩5分)


投稿日時: 2014-02-27

岡山県・美星町で、独自の画法「友禅画」(伝統的友禅染を基本としながらも、数々のオリジナルな技法を加えた技法)の制作を続けておられる
あだち 幸(さち)さん(英語科/1967・昭和42年卒)の
画集「ほとけへの憧憬」が昨年10月に出版されました。

「絹地に奏でるミクロコスモス~ほとけへの憧憬」 
(文字をクリックしてください。Amazonの該当ページが開きます)
日賀出版社刊 本体価格2,800円

(大きなチラシはこちらでご覧ください。pdfが開きます)

「負」の感情がそのまま絹布の上に踊りだしたかのような、「羅刹女伝」。
永遠無現の静けさをたたえた、「ほとけ」。
生きとし生けるものたちの魂、「コクーン」。
それらが、「胡粉ぼかし」という、世界であだちさん一人と言われる手法を得て
内面から輝きだすような姿で表現されています。

普段は非公開(本年4月29日~5月5日に特別公開予定)の、京都・壬生寺に奉納された障壁画や、唐招提寺に奉納された屏風絵も掲載。


いくつかの画には、あだち幸さんの言葉が添えられ、
そして、動物たちに囲まれた画業三昧の日常も垣間見ることができます。

ぜひ手にとってご覧ください。

また、今年(2014年)4月21日~29日には、東京・新宿京王プラザホテル
ロビーギャラリーにて、「あだち 幸 展」の開催が決定
しています。

こちらにもぜひ足をお運びください!


投稿日時: 2014-02-24

(紀行文ではありませんが、大C18の伊藤俊彦さんから、同窓生4人で中国・雲南省 玉龍雪山に登った時の紀行文が寄せられましたので、ご紹介します)


大阪万博が始まった1970年に大阪
外国語大学の中国学科を卒業した我々4名は、それぞれ日本と中国の経済分野での架け橋になるべく商社に就職し、会社からの派遣で、北京、上海、天津、広州等に駐在し、仕事で中国の5自治区、24省各地を飛び廻り活躍してきた。やがて定年を迎え、日本へ帰任し第一線からも退き65歳を超えた。そんな中の3名はなぜか雲南省だけは行ったことがないという事で、私が上海でまだ頑張っている事もあり、皆で雲南省へ旅行に行こうという事になった。

  10月末、3名は成田から広州経由で雲南省の省都昆明へ、私は上海から合流した。昆明で中国人のガイドを雇った。当初我々は中国語が出来るから、日本語の出来るガイドでなくてよいと旅行社に依頼していたが、実際全日程アテンドしてくれたガイドは昆明大学で日本語を勉強し、ガイド歴13年になる日本語ペラペラの李さんだった。彼曰く昨年から激化した領土問題をめぐる政治問題の影響で日本からの旅行客が激減し、仕事がなくなり生活する為には中国国内旅行者のガイドもせざるを得なくなっている中、今回の我々へのアテンドは願ってもない機会だと率先してガイドに着いたとの事だった。

 今回の雲南旅行の日程は、昆明から車で大理、麗江、シャングリラへ、飛行機で昆明に戻り、石林を見学する67日の旅程だった。中でもハイライトは世界で観光客が行ける一番高い所、海抜4780mの玉龍雪山の展望台まで行く事であった。玉龍雪山は私は6年前の2007年に一度来ているので二度目である。今回の旅行は幸いにも天候に恵まれ、しかも気がねない同級生という事もあり、道中言いたい事を言いあい、飲み食いし、非常に楽しい有意義なものだった。

  その中で一番印象深かった玉龍雪山を紹介する。玉龍雪山は海抜5760mあり、その途中海抜4600mまでロープウェイで行ける。麗江のホテルから朝7時半に出発し朝が明けたばかりの気温氷点下を公園区に向かう。途中、酸素ボンベ(酸素が圧縮缶に入れられ168元で販売)を購入する。何しろ富士山よりも高い海抜4600mから80m上の展望台まで自力で階段を上らなければならないので、65歳を超えた我々には必携のものである。ガイドの李さんは我々の年齢の事を心配してかしきりに、3200m程の展望台へ行くことを推薦する。しかし、どうせ上るのなら未経験の一番高い所へ挑戦しようとそのアドバイスを蹴った。

 麓からは朝日に輝く玉龍雪山の一番高い峰もくっきり見え天気も味方してる事を喜び、エコバスに乗り換えロープウェイの入口へ向かう。私が前回来た時は国慶節の休暇中だったのでロープウェイを待つ観光客が一杯で長い列をなしていたが、今回は季節も11月初旬とあって待たずして一気に海抜4600mまで上がる。6名乗りのイタリア製のゴンドラの眼下には白く長く広がる万年の氷河が眺められる。ロープウェイの到着地は気温は零度近くだったが風もなく寒さは感ぜず、手袋なしでも大丈夫だった。

 いざ4680mを目指し階段を一段一段ゆっくり上る。展望台まで300段ほど階段があり、普通の大人なら往復1時間程で行って来れる。我々はツアーではなく自由に時間が調整出来るので、自分の体力に合わせマイペースで上る。息苦しくなればベンチに座り酸素缶からエアーを吸う。そうすると頭もすっきりし、また元気が出てくる。

 1時間掛けて4680mの展望台に到着。4名全員で記念撮影。紺碧の空を背景に五星紅旗が鮮やかにはためく。我々4名は満67歳が2人、66歳と65歳のロートルである。最初、血圧が高い人もおり、この高さまでの登頂を心配したが、無事に到着することが出来た。中国語を専攻した同級生4名がこんな歳になっても健康で世界最高地の観光地玉龍雪山に来れた事を心から喜び祝いあった。



201311

伊藤 俊彦


投稿日時: 2013-09-19

1970年(昭和45年)イスパニア語科卒業の有吉俊二さんが、
近代文藝社から『鷲皇帝 カルロス五世』という著書を出版されました。
(タイトルをクリックすると、新しいウインドウでAmazonの該当ページが開きます)



ご自身による本の紹介は以下のとおりです。













”昆虫好きの少年なら、あの大きなヘラクレス兜虫にきっと心惹かれましょう。私の場合、それはカルロス五世でした。二国の王にして皇帝、しかも新大陸の領地は日増しに拡大して行くのです。まさに史上最大の兜虫と申せましょう。
一体この人物はどういう生活を送り、どういう老後を迎えたのか。強い興味が湧きました。しかし彼の皇帝に関する文献・資料は膨大です。加えてキリスト教や宗教改革、ドイツ農民戦争なども識りおく要があります。そんな訳で手掛けてあっという間に17年ばかり経っていたのです。
少年はヘラクレス兜虫の実態を観察するにつれて、ほほうと目を丸くし、やがて口許をほころばせる。
ええ奴やないか。用意も周到、天賦の役どころをしっかりとこなす大立役者。とまれ、旅を止めぬカルロスの生涯を辿れば、自ずと16世紀前半のヨーロッパ社会が分かってきます。この清々しい鷲皇帝に会ってみませんか。
日本語を喋るので、御心配無用ですよ。”

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有吉氏は、1994年にも、同じ近代文藝社から「日々のスペイン」という本を出版しておられます。

ぜひ、合わせてご一読ください!

有吉俊二(ありよし 俊二)

大阪外語大学イスパニア語科卒、東京教育大学大学院博士課程(言語学)中退、元立命館大学経営学部助教授、”小学館・西和中辞典”の監修協力執筆、スペインの言語と文化を専門とする。


投稿日時: 2013-06-01

 5月6日のこの欄でご紹介した、杉本重雄さん著の「ポントを解く」が、
産経新聞で紹介されました!

こちらからご覧になれますので、文字をクリックしてください




投稿日時: 2013-05-06

 イスパニア語学科 昭和48年(1973)卒(大S21)杉本重雄さんが、京都「先斗町」の地名となった「ポント」という語について考察した本

『ポントを解く 京都「先斗町」地名考』(北斗書房刊、定価(1000円+税))

を出版されましたのでご紹介します。(タイトルをクリックすると、主な内容・カバー記載の紹介文・目次をご覧頂けます。)

「先斗町」の呼称は「先・先端を意味するポルトガル語のポントに由来し、それが、もと洲崎であったこの地に付けられた。」というのが今日の通説となっており、多くの京都本や地名解説書はもとより『広辞苑』をはじめとする国語辞典などにも広く採用されています。

しかし、杉本さんは、ポルトガル語で「先・先端」を意味する語はpontaポンタであってpontoポントではないという理由から、この通説に疑問を抱かれたそうです。

そこで、ポントという語が登場している井原西鶴の作品など江戸時代の複数の文献に基づく考証とポルトガル語解釈の再検討を行った結果、通説より遥かにシンプルで合理的な新解釈を発見されたとのこと。

本学附属外国学図書館に通って、日本語はもとより、ポルトガル語・スペイン語・フランス語・英語など各国語の各種辞書をワン・ストップで参照出来たことが、ポントの語源解明に大変役立ったそうです。

京都の風情ある花街のひとつであり、観光客にも人気の「先斗町」。この本を読んでから訪ねると、京都観光が一層深みを増すものになるかも?ぜひご一読ください。

※なお、この新説の要旨は「京都地名研究会」の年会誌『地名探究』第11号(2013428日発行)に「「先斗町」地名考 ―カルタ用語ポントの新解釈を踏まえて―」と題して掲載されました。

 

著者:杉本重雄さん
イスパニア語学科 昭和48年(1973)卒(大S21
富士銀行(現、みずほ銀行)在職中に、ブラジル・メキシコ・米国・スペイン・英国・フランスで計19年余りに及ぶ海外勤務を経験
2003年から4年半京都市在住
京都地名研究会会員


投稿日時: 2013-03-14

大C32(中国語・1984年・昭和59年卒)の西河豊(にしかわ ゆたか)さんが、

「片桐佐里登場~オタクCHAT殺人事件」
というミステリー小説を出版されました。文芸社(1,050円)



この小説は、インターネットにて顧客対象にネット小説として発表していたものが、好評で出版社の目にも留まり、リライトして、商業出版化にいたったものだそうです。

小売業の中国進出をサポートするコンサルタント業のかたわら、好きな小説を少しずつ書いておられたという西河さんの初商業出版小説は、ときどきクスクス・ニヤニヤと笑いながら快調に読めるライトミステリー。

場所は京都府舞鶴、地域からも愛される刑事片桐佐里が事件解決に舞鶴の地を疾走します。
 
 



西河(ゆたさん)はある動機でお宅を舞鶴で殺す。完璧なトリックをもって・・・
しかし、最初から怪しいと睨んだ、舞鶴警察、片桐佐里刑事(舞鶴のサリーちやんと呼ばれる)は、最初から西河が怪しいと目をつけ、証拠を集める。しかし、そこには完璧な密室トリックとアリバイトリックが・・・・・
 
4月15日発売
全国の書店・インターネット書店でどうぞ!
 
毎日新聞にて、4月全国広告されます!


投稿日時: 2013-02-04

会報「咲耶」No.21(2010年9月発行)の、「菜の花」欄にもご寄稿いただきました、友禅画家の あだち幸(さち)さん (大E15・英語科 1967年卒)が、昨年12月、パリ・ルーブル美術館内で開かれた「ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール(SNBA、国民美術協会)展に、日本代表として招待され、現地の美術関係者からも高く評価されました。

その展覧会とあだちさんの紹介が、2013年1月30日の毎日新聞岡山版に掲載されましたので、ここにご紹介します。

京都壬生寺本堂の襖絵、障壁画の作者としても知られる、あだち幸さんのプロフィール、および今回のSNBA展については、あだちさんのホームページ (文字をクリックしてください) をご覧ください。

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以下、毎日新聞記事採録

独自の技法、高く評価
井原の友禅画家、あだち幸さん

 井原市の友禅画家、あだち幸さんが先月、パリで開かれたソシエテ・ナショナル・デ・ボザール(SNBA、国民美術協会)展に日本代表として招待された。伝統的な手描き友禅染めに独自の技法を加えた作品は、現地の美術関係者からも高く評価された。
 友禅画は着物を染める友禅染めの技法を使った絵画で、シルクのキャンバス
をはけで染めた後、筆を使って仕上げる。10以上の工程が必要で、シルクの光沢や貝殻の粉末「胡粉(ごふん)」を使った白色などが特長という。
 昨年6月、SNBA名誉会長でパリ在住の画家、赤木曠児郎さんが一時帰国した
際、あだちさんの工房を訪問。日本代表に値すると同展に推薦、正式に招待された。
 あだちさんはこれまで、「仏」「禅」や人間の内面に巣くう悪魔の心などをテーマ
に創作してきた。今回は人間の業を理解してもらおうと、「憎悪」「煩悩」など女人の悲しみを描いた作品や、幻想的な「仏眼仏母図」など10点を出品した。
 同展には12ヵ国の400人が約600点を出品。会場はルーブル美術館の敷地内
にあり、連日4000人以上の入場者でにぎわった。あだちさんの作品に会いたいと何度も足を運ぶ人もいたという。赤木さんは「神々しい白色が、絵の具を重ねる欧州絵画の伝統、常識とは逆の、生地を生かす方法で現れることに感嘆の声が上がった。日本にこのような独自のものがあることは誇らしい」と評した。
 あだちさんは「見る人が、『人間とは何か』と考え直すような絵が目標。海外で
の展示は初めてだったが、まだまだ伝わっていないと感じたので、これからも頑張りたい」と話した。 【斉藤貞三郎】

 


投稿日時: 2012-08-14

1968年にパン・アメリカン航空会社に入社、40年勤務された後大阪外国語大学の英語科に入学という、珍しい経歴をお持ちの、II E25芦田勇さんが、この度著書を出版されましたのでご紹介します。


タイトル:Writing European Languages in A Vertical Ladder  Layout to Maximize Visual Intake(原文/英文)
※タイトルをクリックしてください。出版社のページにリンクしています。
Amazonのページはこちら

出版・販売元:author house(UK)
出版日:2012年4月
ISBN:9781452040097














 

(以下、芦田さんによる著作紹介です)

縦に書かれた文章を読む場合、両眼の焦点移動が横読みよりもスムーズで楽です。 横読みは両眼視差のため、すなわち二つの目の焦点が合っていないため、細かい文字などを識別する場合、しかも読むという焦点移動をする場合は、脳がひとこまずつずれた映像を合体させながら進んでいるわけです。その目に与える負担は大変なものです。

 しかし縦に読む場合は、一旦合わせた焦点をそのまま下方へすらしていくだけですから、いわばロックオンしたのまま進んでいく状態に近い。その結果得られる利点は大きい。 読みやすいというだけではなく、読まずして意味がわかるとか漢字とかなの利点もあって、一瞬のうちに把握しやすいと言われるような、そういう構造に仕上がっています。

 英文をかぎりなくその目にやさしい構造に近づけようとする試みが本書です。音声学的に出来上がっている英文にいわゆるSIGHT-READING的側面を強化して、視覚文法(VISUAL GRAMMAR)が効果的に働くようにデザインしました。一定の決まりに沿ってレイアウトしたものです。縦構造にした英文は味わいが増し、著者はそれを「UMAMI ENGLISH」 と名付けました。  

 「UMAMI ENGLISH」は、ヒアリングの場合も、言わばそろばんの暗算をするように、耳に入ってくる英語の単語をそろばん上に「こま」をならべるかのように配置していきます。縦長の構造をして一定のパターンを終始守っていますから、押さえこみやすいのです。習熟してくると、聞き逃した部分とか、聞き取れなかった箇所もそのMISSING LINKを埋めることが容易になるものです。

  本書で著者が主張しているものは、そもそも森羅万象を、万有引力が作用する天と地を人間にとって意義ある縦構造として見出しているところです。その天と地の自然界が人類に意義あるメッセージを発信しているとし、それがすなわちこの書でかなりのスペースを割いている、欧文の縦構造化の源流になっていることです。

★芦田さんが、なぜこの本を書こうと思われたか、その詳しい経緯は、

pgf

ちら(クリックしてください)をご覧ください。


投稿日時: 2012-04-02

大IT28(イタリア語 1980 / 昭和55年卒) 松宮良衛(まつみや よしもり)さんは、卒業以来30年近く勤められた会社を自主退職され、出身地の京都で文芸書の出版社「松宮創工房」を設立されました。

 その出版社からの作品第一弾として、まずはご自身の著作3点を出版、一般流通ルートも構築され、本格的販売を開始されています。

 松宮さんは、貿易部門の担当者として、海外駐在はもちろん、世界各地で仕事をされてこられましたが、その忙しさの合間にも小説を書き続けることで、多忙な日々の中で自分自身を取り戻して取り戻しておられたとのことです。
 
自ら出版社を立ち上げられたのは、装訂や本文の書体のすみずみにまで心を配って本を作りたかったから、とおっしゃる松宮さんのセンスあふれる3冊の本を、ぜひお手にとってご覧ください。

 「松宮創工房」の本は、同社上京営業所(連絡先・下記)からの直送方式のほか、Amazon等のインターネット書店、、ジュンク堂書店などの主要都市大型書店にてお求めいただけます。

 

松宮創工房・上京営業所
tel.075-251-0236
fax.075-251-0235
mail:vp61545@tj8.so-net.ne.jp


 

Ⅰ.隣国異邦人(りんごくいほうじん) 

ISBN 978-4-9904427-0-5 
現代小説 上製単行本(ハードカバー)四六判338ページ 定価(税込み)1,050円

  (内容)
「あんた、最近、屋台でイカを焼いているんだって」
「イカじゃないけど」

興味本位に提出した社内起業案が採用され、上海での“たこ焼き事業”立ちあげを命じられた大メーカーの駐在員=“隣りの国からきた異邦人”は、驚き、憤り、呆れながらも、文化の壁を乗り越えてゆく。が、やがて、途方もない難関が・・・・

ノベリオの新技法で綴られた表題作他、全4作品を収録。

新世代小説の幕あけを、最前列のお席でどうぞ
※ 「ノベリオ」とは、松宮さん自身の造語で、「小説(ノベル)」と「シナリオ」を合体させた表現技法のことです。


Ⅱ.(へい)さんの戦い
(へいさんのたたかい) 

ISBN 978-4-9904427-1-2 
現代小説 上製単行本(ハードカバー)四六判315ページ 定価(税込み)
1,050円

(内容)

限られた客数を古くからの飲食店が分けあい、需給が均衡する穏やかな地区に、巨大中華レストランチェーンが割り込んできた。亡き妻とすごした日の思いでが染む自ら小さなラーメン屋の店主とは別の顔をもつ“したたかな男”の防衛戦を、簡明な筆運びで描く純文学ラーメン活劇。適宜に盛られた中華と和の逸品料理と共にご賞味を。

読んで、お腹がすきます。読み終えて、心が満ちます















 

Ⅲ.雅びの木 根づきました(みやびのき ねづきました)

ISBN 978-4-9904427-2-9 
現代小説 上製単行本(ハードカバー)四六判190ページ 定価(税込み)990円

(内容)

京都・鴨川べりの地下空間に築かれた“不法自治体”の住民、確固たる信念と自家に伝わる独自の理論をもって地震予知と発生防止の実現に挑む市井の学者、人語を操る高邁なカラス、樹齢数千年を誇る霊木、宇宙の根源エネルギー探究に心血を注ぐ一方で自らの存在を消す老教授ら、境界を跨いで生きる変わり者たちが綾なす一条の夢文様。

地震予知の現況に素朴な疑問を抱く凡人を描いた当世寓話です
けれど、もしかしたら、一面において、禁断の書であるのかもしれません
そうではないと、祈りつつ




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